よくわからないタイトルですよね。笑
でもこれ、けっこう有名な話なんですが、
ビル・ゲイツが日本のマイクロソフト社を視察に来た時、1Fにあった足ふきマットが7Fの受付にもあって、
「これは本当に必要なのか?月間の経費はいくらか?」と聞いたという逸話です。
まあ、「月間3,000円ほどです…」ということだったんですが、
「すぐやめなさい」と即答したわけですね。
あるいは、
ビル・ゲイツは、マクドナルドに行くにも割引クーポンを持っていくとか(というか、それ以前に、マックに行くんだなあ、と思うんですが・笑)。
飛行機のファーストクラスを用意されたら、「着く時間は変わらないんだから、無駄です」とか。
金持ちはけっこうケチなのかな?と思わされる逸話でもあるんですが、、
だけど、最近になって、ほんの少し、この感覚が分かるような気がするんですね。
ケチ、というのとはちょっと違っていまして。それでいて、ケチどどう違うのか?説明が難しいのですが。
要は、「金銭の多寡に関わらず、お金に対する態度は一緒になってしまう」という法則があるということだと思うんです。
1円に対する態度も1億円に対する態度も、通じているものがあるということですね。
1円を甘く見るものは1円に泣く、と言いますか。
初心から資産形成を目指す人は、どこかでこういう経験をせざるを得ないんじゃないかと思いますね。
僕の場合、ある年の10月頃でしたか。
原因不明でeBayの売上げが激減したことがあるんですよ。
で、「原因は何?どこにある?」とあちこち分析してみたのですが、一向に分からない…という経験をしたことがあります。
でもひとつ思い当たるのが、まさに上記の例で、
要は、「お金を甘く見始めた」ということに思い当たったんです。
ちょうど外注化・仕組化をはじめてカタチにしていた時期で、
「僕って意外に、すごいんじゃないか!?」なんて奢りが出てきたんですね。
それで、徒歩10分のジムに通うにも車を使ったり(ほんと、意味ないですよね・笑)、
金銭感覚が麻痺してきていたんです。
「まあ、これからいくらでも稼いでみせるよ」みたいな。
たぶん、そういう私生活での「お金を甘く見始めた」態度が、仕事にも知らず知らずのうちに適用されていたんだと思います。
ほんと、それ以外、原因が思い当たりませんでしたし、実際、身を慎み始めてから、売上げが戻りましたからね。
これは結局、「モノ(人、モノ、金、情報…すべてに言えますが)の命を大切に使い切る」ということなのかな、と思っています。
お風呂のお湯を入れすぎた時に、
「ああ!もったいない!」というのはケチなのかどうか?難しいところですが、
あえていえば、
「お風呂のお湯が無駄に使われると、お湯が可哀想…」という感覚に近いです。
モノの命を愛おしむ感覚というか、そんな感じですかね。
こういう感覚を掴むと、
お金を稼いでいながら、お金のパワーに振り回されない、精神的な意味でも心地よいシンプルライフを楽しみことができるようになってくる感じがしています。
ちょっと参考になる話になったか?分からないですが(僕もこの感覚を掴み始めたばかりなので、上手く言えないんです)、参考にしてみてくださいね。^^;