「72の法則」とは!?
「72の法則」は、元金を複利で運用した場合、元金が2倍になるのに何年かかるか?という簡易計算です。
複利というのは、利息をポケットに入れてしまわないで、元金に組み入れて運用していく方式のことですね。
計算式は、
72÷年利=(倍になる)年数
という、じつに単純な計算です。
たとえば、
年利10%で運用した場合、
72÷10=7,2年で元金が2倍になるということです。
複利ってすごいですよね。
かの、アインシュタインも、「人類最大の発明は複利である」と言っているくらいです。
「72の法則」を自己変革で考えると…
この「72の法則」を自己変革に応用して考えると、けっこう気が楽になります。
人はとかく、「すぐに!自分を変えたい!」「なんであまり変わらないんだろう??」と焦りがちなんですけど、
上記の法則に当てはめて考えてみると、年に1割(利率で言うと、年利10%ですね)自分を変えていければ、
先と同じ計算ですね。
72÷10=7,2年
7年ちょっとで、自分を2倍変えることができる、ということになります。
2倍というと相当なものですから、「7年前の自分は何だったんだろう??」ってくらい状況も変わってきます。
そう言えば、僕が「お金に向き合おう」と決意したのも7年前でした。
*無料Eブックで語っている「月収10万円時代」です。笑
勝海舟にも「人生7年周期説」というのがあるので、7年というのはひとつの節目なのかもしれませんね。
年に1割増しでいいのなら、毎月ちょっとずつ、自分のコンフォートゾーンを上げていくくらいでも、1年で充分1割増し(年利10%)の自分になりそうです。
もちろん、年に2割増しで自分を変えていこう!ということであれば、
72÷20=3.6年
3年半で2倍の自分になることができるわけですね。
こんな感じで、人生において焦りを感じたときは、「72の法則」をちょっと思い出してみると、「そんな感じでいいのかな」って希望の原理になります。