ニュースなどで、「ブラック企業ランキング」とかたまにやっておりますが、
セブン-イレブンなど、消費者側から見ると超便利!な会社もランキングに入ったりしていますね。
そして、他人事ではなく、
「自分の勤めている会社も、充分、ブラックだよ…」
と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
これはどうしてこうなるかと言いますと、
まず、
需要不足の社会では、多かれ少なかれ、ブラック企業化するのは仕方がない、ということを知っておいたほうがいいです。
やはり、日本のように人口が減っていて、かつ、ある程度、生活を満たす機器(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・スマホなど)が一通り揃っている成熟社会では、どうしても需要不足になります。
*戦争特需でもあれば別ですが。
需要不足になると、会社の利益は当然、少なくなりますので、黒字を確保するためには、経費削減に走りますね。
そして、経費の最たるものが人件費になりますので、ここでリストラが起きます。
運良く、リストラを逃れたとしても、残った人員で仕事を回していかなければいけないので、どうしても、一人あたりの仕事量が増えることになります。
ここで、雇われる側としては、「ブラックだよ…」という感想が生まれることになります。
でもこれは、あくまで、「雇われる側」の感想であって、
経営者からすると、残った人員で切り盛りできないと、そもそも会社自体が存続できなくなりますすので、やはり、踏切ざるを得ないところがあるんです。
これは一面、残酷だけど、真実です。
こういった流れを避けるためには、やはり、「雇われる側ではなく、雇う側になること」を目指すしかありません。
それも、出来うるならば、(個人的には)
スモールビジネスで、かつ、ビジネスオーナーになるのが最適だと思っています。
大企業化すると、責任が大きくなりすぎますし、時代の変化に対する舵取りも難しくなります。
その点、スモールビジネスであれば、参入/撤退など、自分の判断で身軽にできてきまいますね。
だからといって、「自分が動かなければ仕事が回らない」状態ですと、やはり、忙しい人生になってしまいます。
また、自営業で、「自分が動かなければ仕事が回らない」状態では、入院などしたときに、あっという間に収入が途絶えてしまいます。
他人に管理を任せられるオーナータイプのビジネスを構築できれば、こういったリスクも避けられるわけです。
ゆえに、
- スモールビジネスで身軽であること
- ビジネスオーナーであること
- せめて、ノマドワーカーであること(入院などしていてもPC1台あれば仕事ができること)
といった条件を考えて、僕はeBay輸出の仕組み化を構築していったわけです。
うちのコンサル生さんも、4ヶ月目あたりでほぼノマドワーカー化していますし、6ヶ月過ぎたあたりの人は、外注化/仕組み化に取り組み始めています。
多くの情報発信者が言うように、「簡単で、ラクで、すぐ稼げる」とは僕は言いません。
なぜかというと、それは真実ではないからです。
「簡単で、ラクで、すぐ稼げる」が成立するようなビジネスが仮にあったとしても、参入もラクなので、あっという間に飽和していまいます。
ゆえに、
参入と資金リスクは低いけれども、自分が参入した後に、参入障壁を築きやすいビジネス、をお勧めしています。