その中では、「アクティブな購入者が前年より800万人増加し1億6,200万人に達した」と書かれています。
ついこないだまで、「eBayのアクティブユーザーは日本の人口と同じくらいの規模」という認識でしたが、それをはるかに越えてきましたね。
物販をやっていると、「もう飽和したんじゃないか」とかすぐ騒ぐ人もいますが、参入者以上のペースで利用者も増えているわけです。いくら日本人セラーの参入が増えたと言っても、800万人は増えていないでしょう。
というか、参入する人も増えれば商品の陳列も増え、結果、「eBayを覗けば、面白いものが買えるよー」という口コミ(バイラル)も増えていくわけです。参入が増えることにより、市場規模もそれ以上のペースで成長している。
そして、eBayについて僕が特に着目している点は、「eBayはAmazon に比べても、ストック性の高いビジネスである」ということです。
ストック性っていったい何?ってことですが。
eBayの大きな利点としては、決済手段であるPayPal取引を通じて「顧客のメールアドレスをゲットできる」=「顧客をリスト化することができる」ってことが挙げられます。
このリストは、あなたがeBayに取り組む年月が増えるにつれ、積み上げ式で増えていく、つまり「継続的にストックが増えていく状態」になっているわけです。
ストックが増えて何がいいことがあるのか?、というと。
たとえば、顧客にメルマガを送ってネットショップに誘導するなどアプローチしていけば、その何パーセントかは成約していきますよね。
仮に、成約率が3%で1個あたりの利益が1500円だったとすると・・・。
・顧客リストが100人なら、購入者は3人。利益は4,500円
・顧客リストが1000人になったら、購入者は30人。利益は45,000円
といった形で、毎月毎月どんどん積み上がっていきます。また、その過程でネットショップの認知度も積み上がっていきますので、ネットショップ自体のリピーターも増えていくことでしょう。
積み上がっていく(ストック化していく)のにも関わらず、メルマガを送る労力は一緒ですよね。ここがポイント。
顧客リストが10倍になれば、自動的に10倍のレバレッジがかかるということです。
ゆえに、顧客リストの取得が可能なeBayは「ビジネスを資産化・ストック化」しやすいマーケットプレイスだということが分かります。
顧客リストの整理・登録 → メルマガの発行 →ネットショップの更新
のラインも外注化が可能なので、やればやるほど手離れがよく、キャッシュフローが増えていきます。
ここらへんのコツも改めてお話ししますね!