前回の記事の続きです。
②Amazon 輸出は、無在庫販売、在庫販売、FBA販売(在庫販売
について、少し考えてみます。
まず、無在庫販売。
これは2年ほど前にだいぶブームになって書籍も多数発売されました。
AmazonはeBayと違って、最初から出品制限がないので、
がんがん出品することができます。
また、商品ページが統一されていてシンプルなので、
出品自体が数クリックでできてしまいます。
日本のAmazonとアメリカのAmazonの価格差を瞬時に把握できる
ツールもいくつか出回りました。
なので、「ローリスクで、無在庫で、誰でも稼げる」
ということで大人気になったんですね。
しかし、そんなうまい話なら誰でも飛びつくわけで、
あっという間に参入者が増えいきました。
商品ページが単一なので、(よほどアカウント状態がわるくないかぎりは)、
価格のみの競争になってしまいます。
そういうわけで、現在はかなり厳しい状況だと思います。
もちろん、そのなかでも稼いでいるセラーはいますが、
ツールを複数回し続けたり、送料のデゥスカウントを工夫したり、
かなり細かい作業が必要になってきているようです。
こういう状況だと、外注化ができたとしても、作業量の種類も
数も多くなるために、完全自動化でビジネスオーナーになり、
かつ、十分に稼げる状態に持っていくのはキツいと思われます。
なにより、「誰でもノーリスクで簡単に」というのは、
裏を返せば、「誰でも参入できる」ってことですから、
ビジネスとしての継続性が難しい。
また、無在庫販売オンリーでは、本来のビジネスに必要な
キャッシュフローに対する意識が育ちません。
以上の理由で、まず「Amazon無在庫販売」については、
それオンリーで継続的なビジネスを維持し続けるのは
難しいだろう、というのが個人的な感想です。