英語業界のマーケティングとは
英語業界に限らず、世の中はマーケティングに満ち満ちています。
なぜかと申しますと、
- ご飯を食べなければいけないので、仕事を確保しなければならない
- 仕事を確保するためには、顧客を惹きつけなければならない
- 顧客を引きつけるためには、自分の会社・業界に都合の良い情報を流す必要がある
といった理由です。
あるいは、仕事ではなくて、ボランティアであっても、
特定の思想や信条を世の中に広げたい、という動機から、やはりその立場なりのポジショントークで世の中へ情報を流すことになります。
これも、広い意味でマーケティングですね。
英語業界のマーケティングというのを列挙してみると、
- グローバル化の時代にあって、英語くらい出来ないと恥ずかしい
- 今後、英語ができないと仕事上(就職上)不利になる
- 子供の頃から習っていないと、正しい発音が身につかない
- 日本人の英語はおかしいですよ
こんなところでしょうか。
この4点について、いちいち反論することもできますが、あまりeBayとか物販に関わりのない話になってしまうので、一つだけ言いますと、
グローバリズムは終焉し、今は、インターナショナルの時代に再回帰しているので、必ずしも英語ができる必要はないし、むしろ、国民国家としてのアイデンティティをしっかり持つことのほうが大事。とだけ述べておきます。
*参考記事:「ワンワールドとインターナショナルと」(別サイトです)
輸出組と輸入組の比率は、2:8くらい
上で書いた「英語業界のマーケティング」のおかげで、英語にコンプレックスを持つ日本人が多く、結果、輸出ビジネスへの参入者が少なくなっている、という事実があります。
物販・転売にはいろいろな種類がありますが、
国内転売は別として、「海外との取り引き」を考えると、輸出よりも輸入に取り組む人のほうが多いです。
これは統計を正確にとったわけではないのですが、飲み会・交流会などに出席すると、圧倒的に輸入組のほうが多いな、という実感があります。
これは何でかというと、やはり、
「輸出よりは輸入のほうが(販売相手が日本人なので)、英語力がなくても大丈夫だろう」という意識から来ているのではないかと推測しています。
たしかに、転売レベルではそれは言えるでしょうね。
ただ、「転売から貿易へ」移行していく場合を考えると、どうでしょうか?
つまり、より永続性・継続性のあるビジネスモデルへ展開していく場合、です。
貿易というのは、きちんとした仕入先をもって専門店として海外との取り引きを行うことになります。
そして、仕入先と交渉するということは、輸入の場合、海外のメーカーや問屋さんと英語で交渉しなければいけなくなってくるわけです。これはけっこうハードル高いですよね。
ところが、輸出の場合は、日本のメーカーや問屋さんと交渉することになりますので、当然、日本語で交渉しますね。こちらのほうが、もちろん、語学のハードルは低くなることはお分かりかと思います。
そもそも、当サイトで繰り返し述べているように、輸出における英語力ってあまり本質的な問題じゃないんですよ。
日常会話をリアルタイムでするわけではありません。
あくまで、「物の売り買い」に必要な会話をメールやメッセージを介して、購入者とやりとりをするだけです。
ので、実際はほとんど、定型化可能な会話パターンしかないんです。
ちなみに、ネイティブでない外国人は、英語の文法とか、「自分の英語ヘンかも?」なんて気にせずに、適当に単語並べて平気でメールきますからね。笑
そういうわけで、日本人が英語業界の洗脳(?)を受けているせいで、物販の中でも輸出は、比較的参入者が少ない領域になっています。
そうした輸出ビジネスの中でも、eBayが狙い目!という理由を、グループコンサルなどでもしっかりお話しています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
→こちらをクリック!
*最近は、ご希望日を提案して頂ければ、日程調整の上、随時開催しています。