郵便局のサイトで、プレスリリース「内国郵便の料金割引の変更及び国際郵便料金の改定」が通知されています。
EMS料金の部分(P5-8)を見ると、改定の特徴は以下の2点ですね。
- 300g価格帯の廃止
- 値上げ幅
第1地帯(アジア):300円値上げ
第2地帯(北中米・中近東・オセアニア):500円値上げ
第2地帯(ヨーロッパ):400円値上げ
第3地帯(南米・アフリカ):300円値上げ
となります。
いちばん影響を受けるのが、軽量の商品をEMSで発送した場合。
たとえば、北米向け300g以内の商品を発送していた方は、500gの適用になりますので、800円の値上げということになります。
プレスリリースを読んでいると、値上げの理由が、単純に言えば、「コストが上がったから」とのことです。
この、
コスト+利益=料金
という式は、けっこう幸せな式です。
国営会社か、あまり競争原理が働いていない業界の発想ですね。
「コストが上がったけど、利益はこのくらい確保しなきゃいけないので〜〜・・・ということは、料金はこうなるな」という式。
これが、しっかり競争原理が働いているところでは、
利益=料金ーコスト
となるはずで、必要な利益を確保したかったら、
「いかにコストを削減するか」
あるいは、
「料金を値上げしたとしても、購入を続けてもらえるような、付加価値をつけるには?」
という発想が先にくるわけです。
まあそれはさておき。
けっこう痛いところではありますが、ライバルも同じ土俵ですのですので、気にしすぎず対処してまりましょう!