7歳の娘が最近、「クレヨンしんちゃん」に夢中になっていますついでに、僕も夢中になっています。笑
ときおり、シュールなお話があってドキドキするんですよね。
「クレヨンしんちゃん」はずいぶん昔からあるアニメだと思うので、とても昭和臭がするというか。
なつかしい感じがしますね。
アニメの設定としては、野原家はサラリーマン家庭で、かつかつの生活…となっていますけども、
資産形成という観点からはいくつか気になる点があるんですよ(笑)、まあ時代が違うのでね、しょうがないところはありますが。
たとえば、
- みさえ(お母さん)が専業主婦である
- 1戸建ての家をローンで買っている
- 車を買っている(それほど乗っている場面は出てこないのに…)
それでいて、
- スーパーの割引デーや割引券に敏感である
- 値引きタイムになるまで待機している
などなど、細かいところではずいぶん節約しています。
資産形成の方程式については、以前の記事でご紹介しました。
復習しますと、
資産形成=(収入ー支出)+(資産×運用利回り)
ということでしたね。
資産形成というと、「とにかく稼ぐ金額を上げよう!」「投資でもはじめてみるか」と思いがちですが、、
まず、稼ぐ金額を上げるのは、やはりなかなか大変です。
また、株式や債権、不動産などの投資は数百万円以上の単位の貯金がないと、あまり効果はないんです。
利回りが10%でもいけば、万々歳ですからね、そうすると、30万円の貯金では年間3万円にしかならず、たいして増えません。
そういうわけで、一番簡単なのが、じつは「支出を見直す」ということになるわけです。
そして、支出の最たるものは、
- 自宅(ローン)
- 生命保険
- 車
まずはこの3つです。
2の生命保険は分かりませんが、野原家は1と2でずいぶん固定費を使っていることになります。
そして、みさえ(お母さん)が専業主婦であるという、ここの部分で稼ぎが小さくなっていますね。
人は、小さいところでは節約を考えるんですが、えてして、人生の転機とも言える大きな買い物については、ざっくり決めてしまう傾向があります。
僕の知り合いでも、住宅展示場にたまたま遊びに行ったら、イキオイで家を買ってしまったとか、そんな話を聞きます。
自宅を購入するというのは、意識している/いないに関わらず、投資になりますのでね。
また、遺族年金や生活保護などが充実している日本社会で生命保険が必要なのか?必要としても、県民共済の掛け捨てで良いのではないか?
車はほんとうに必要か?必要だとしても、購入するしかないのか?
など、こういう大きな固定費から見直していったほうが良いんです。
- 自宅(ローン)
- 生命保険
- 車
この3つを見直すだけで、生活の固定費がぐっと下がり、お金が貯まるようになります。
そして、投資(株式・債権・不動産、自己投資)とに向けて貯蓄していくことが可能になりますよね。
まあそんなわけで、「クレヨンしんちゃん」を楽しみにながら、微妙に野原家の行く末が気になってるこの頃です。^^;