ビジネスの進め方は人それぞれだと思うんですが、
僕の場合、新しいビジネスを検討する時、
「これって外注化、仕組み化してペイするのかな?」
という観点がいつも入ってきます。
もともとそうだった…というわけではないんですよ。
ビジネス書を一冊も読んだことがなかった7年くらい前までは、
「自分が動かないと気がすまない」「人に任せるのは不安…」
というタイプだったんですね。
やはり、『金持ち父さん、貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ 著)

それから、
同じくロバート・キヨサキの、『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』の影響が大きかったですね。

2-3年前に、Amazon無在庫輸出がブームになったときも、1-2ヶ月自分でやってみたのですが、
「これは、稼ごうと思えば稼げないこともないけど、外注さんと管理人さんを立てたら、ペイしないな…」
と判断して、すぐに撤退しました。
まあ、Amazon無在庫輸出はですね、
日本のAmazon(他、楽天・ネットショップなど)と米国のAmazonの価格差を見つけて転売するだけでして、
ご存知の通り、Amazonってひとつの商品につき、商品ページが1つしかないですからね、
そうすると、「価格競争」でしか差別化ができなくなるので、
「あっという間に、飽和するな…」という読みもあったのですが(そして今はその通りになっています)。
以前、自分が物販のコンサルを受けていたときに、こういう話をしていたら、
コンサルタントさんから、
「高田さんみたいな投資家っぽいやり方もアリだと思います」
と言われたことがあるのを、さっき思い出したんですよ。
まあ、投資にしても時間と労力をかけて、稼ぎを増やすやり方もありますが、
やり方や資金力によっては、「任せっぱなし」というのはビジネスに比べれば比較的やりやすいですからね。
さきの『金持ち父さん〜』の影響も、もちろんありますが、
結局、こういう働き方が自分に合っていたんだな、と思います。
そう言っているわりには、「仕組化」が稼働し始めた2年ほど前から、文字通り、ほとんど労働していなくて、ですね。
あまりにやることがなくて、鬱になってしまったんですよ。
これは、僕と同じような(あるいはもっと大規模な)経験をしているひとが、一様に語っていますけど、
人間、暇過ぎると本当に落ち着かないというか、
最初の数日、あるいは数カ月は開放感でいっぱいなのですが、だんだん、そわそわしてくるんですね。
そういうわけで、よく「会社を7つ経営している」とか言う人は、どうやってそうなるかというと、
ビジネスを立ち上げては仕組み化して時短して、さらにまた別のビジネスを始めて、仕組み化して時短する……、
というフローを繰り返していると思うんです。
だって、1日は誰にでも24時間しかありませんからね。
一人で7社も経営するとしたら、おそらくそういう流れになっているはずなんです。
そういうわけで、
「どうあっても仕組み化がむずかしいだろう!」
という情報発信を今やって、自分を働かせるようにしているわけです。笑
まあでも、
教えるのもけっこう好きなので、ブログやメルマガを書いたり、セミナーやコンサルティングをやるのは、(忙しすぎなければ、ですが)好きな働き方です。
話は逸れましたが、「投資家」感覚ですね、
「わたしは絶対に暇で鬱になる気はしない!」とか「一度くらい、暇で鬱になってみたい」という方は、参考にしてみてください(笑)。